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【インテリアスタイリスト 石井佳苗さん】自然体でいられて心地よい。今のわたしに合うのは、天然素材。

自然体でいられて心地よい。今のわたしに合うのは、天然素材。

洋服選びは、素材や形を意識して。

小気味よいミックスコーディネイトが人気で、その暮らしぶりも注目される、インテリアスタイリストの石井佳苗さん。取材でお邪魔したご自宅にも、さまざまなテイストのインテリアがナチュラルな色をベースに飾られていました。
その調和した空間と気ままに遊ぶ3匹の猫に癒され、時が経つのを忘れてくつろいでしまいそうです。

白崎裕子さん

「インテリア同様、最近は服も白やベージュ、グレーがほとんど。差し色に赤などを合わせたりしますが、メインは落ち着いた色が多いですね」
と、石井さん。この日はブルーグレーのプルオーバーが印象的で、その素材感も引き立っていました。

「これはシルクです。上品でなめらかな質感があるから、シンプルな形でも一枚できちんと見えて、軽さも大好き。猫の毛がつきにくいのも助かるんですよ」
と、愛猫たちに優しい視線を向けられます。そんな石井さんが服の素材や形を意識し始めたのは、スタイリストとして独立した40代からだそう。

「以前は会社勤めだったこともあり、パリッとした格好いい雰囲気の服を選んでいましたね。それがだんだんしっくりこなくなってしまって…。」

年齢を重ねていくと、お気に入りだった服がいつの間にか似合わなくなっている、という経験をする方も多いのではないでしょうか。石井さんはそこから、自分自身が心地よくいられる自然な素材を好むようになったそうです。

「インテリアのスタイリングは結構な重労働なので、動きやすさや扱いやすさも重要でした。リネンやコットンはやわらかくラクな着心地で、ザブザブ洗えて重宝します。とくにリネンは、着れば着るほど風合いが出てくるのでよく着ますよ。サラッとしていて通気性もよいので、寝具にもリネンを取り入れています」

服や物は “今の自分”に合うかが決め手。

では、お気に入りの一着は?とうかがうと、8年ほど前に購入したリネンの白ブラウスだそう。そこで、『着心地のいい服』のアイテムからも、リネンの服を中心にお試しいただきました。

「首や腰回りが気になるので、スラッと見える襟のデザインや、ゆったり着られるのにすっきりしたシルエットなど、スマートなあしらいがうれしいですね。日本製なのもやっぱり安心です。軽くて楽チンだから仕事でも活躍しそう!」

と、年齢や環境などの変化に応じ、スタイルを変えて楽しむのが石井さん流。

「服や物は “今の自分”に合うかが決め手。好きだと感じるモノを、その時々で探すのが私には向いているみたい」
と爽やかに微笑んでくださいました。そんな自然体な彼女には今、天然素材の服がぴったりなのでしょう。

【プロフィール】いしい・かなえ
雑誌や書籍、広告などでインテリアや暮らしまわりのスタイリングを手掛ける。自身が編集長を務める近著「Heima これからの住まい支度(宝島社)」や、「Love Customizer2 DIY×セルフリノベーションでつくる家(エクスナレッジ)」など著書も多数出版。

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